熊本地震の影響 4月20日版

副院長 渡邉です。

昨日に引き続き、全国からのご支援をたくさんいただき、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです!本日ご支援いただいた方々のお名前は一番下に一部記載させていただきます。本当にありがとうございます。

当院は小さな個人病院ですので、公的な物資の支援などはありませんでした。しかし昨日スタッフが書いた1枚の簡易メッセージボードに始まり、個人の方々から各種団体の方々まで、あたたかいご支援の輪が大きく広がりました。素晴らしい人々のお気持ちに支えられ、北部病院の入院患者様の生活を維持していくことができております。本当にありがとうございます。

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本日も断水が続いております。加えて震災によるボイラー、配管の損傷により、安定した水の補給までにはまだまだ時間がかかりそうです。

被災したスタッフの中には通勤できない程の深刻な状態の者もおり、特に給食部門は少人数での対応を余儀なくされております。

それでも当院スタッフは一丸となって戦っております。みなさまにご支援いただいたお水は、当院ご利用のご高齢世帯の患者様(未だ断水中)にも配布させていただいております。避難所ではお水はかなり充足してきているようですが、まだ個人のお宅では不足していることが多いと感じます。

また本日ようやく北部病院のFacebookページを立ち上げました。医療法人社団 原武会 北部病院で検索してみてください。不足物資リストやメッセージボードを投稿したところ、早速たくさんのシェアをいただき、お問い合わせ、ご支援も沢山いただきました。

大変贅沢なお願いとは存じますが、夜間の電話でのお問い合わせはお控えいただけるとありがたいです。夜間は少人数でのスタッフで患者様のケアをしておりますので、ケアに支障が出る事があってはなりませんので、ご理解よろしくお願いいたします。

当院の喫緊の問題としては、断水により患者さまの入浴ができないということです。本日熊本青年会議所さまのご支援にて、沢山の井戸水を浴槽に補充していただきました。ありがとうございました。これを循環させて、しばらくの間、掛かり湯や足浴などはできそうなのですが、問題は寝たきりの介助浴が必要な患者さまです。移動介助浴車などのボランティアができそうな方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけると大変ありがたいです。

あと、明るいニュースとしては、沢山の生活用水をいただけたことでトイレ水問題もある程度改善しましたので、明日より通常外来を再開させていただきます!それに伴い外来リハビリテーションも再開いたします。顔なじみの患者様方はもちろん、新患の患者様方にお会いできるのを楽しみにしております。

★現在当院で不足物資のリストです。

・ウェットティッシュ
・大人用尿パッド 大サイズ
・飲料水(ペットボトル)
・ペットボトルお茶
・ペットボトルのスポーツドリンク
・ディスポ食器
・ディスポのスプーン 小サイズ
・水不要のシャンプーシート
・水不要歯磨きペーパー
・蓋つきバケツ 大サイズ
・ポリタンク(レバー式)
・ネコ用トイレ砂(消臭機能つき)→患者様のポータブルトイレ用
・45リットルビニール袋(不透明)

あまっているところがございましたらご協力よろしくお願いいたします。

★本日物資をご支援いただいた皆様(順不同、一部の方々です)

香椎療養所 入江さま(紙おむつ)、本田さま(紙おむつ)、丸山さま(紙おむつ)、坂田さま(紙おむつ、おしりふき、食品他)、野山さま(紙おむつ、飲料水)、小林さま(紙おむつ、おしりふき他)、高良さま(お茶、ウェットティッシュ他)、池田さま(飲料水)、エコアース 毛利さま(ウェットティッシュ)、久藤さま(おしりふき)、大村さま(紙おむつ他)、小山さま(紙おむつ他)、多田さま(タオル)、内藤さま(おしりふき)、安喰さま(尿とりパッド他)、荒牧さま(尿とりパッド他)、池田さま(飲料水)、中島さま(紙おむつ)、中野さま(紙おむつ)、副島さま(尿とりパッド)、神風塾 吉里さま(尿とりパッド他)、片山さま(飲料水)、曽我さま(おしりふき他)

↓廊下の張り紙です。

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