副院長 渡邉です。
朝夕は寒く、昼間は少しづつ気温が上がってきましたね。北部病院ではまだインフルエンザや胃腸炎の患者さまの受診も多いです。風邪も長引くと、気づかないうちに肺炎になっていたりと油断大敵です。咳が長引く方でマイコプラズマに感染されている方もおられます。早めの受診をお勧めいたします。
さて、皆様は「頭痛で受診」と聞くと、意外に思う方も多いかもしれません。今日のテレビでも特集されていましたが、「頭痛を何十年も家族にも言わず我慢し続けていた女性」の話で、「たかが頭痛」ととらえておられる人が多いことに驚きました。
頭痛は本当に日常生活の障害になります。頭痛の中にも片頭痛や緊張型頭痛から、脳血管障害、腫瘍性病変までいろいろありますが、まずは我慢せずに気軽に受診、検査されませんか？
北部病院の患者さまの中にも、長年片頭痛に苦しんでこられた方々が、お薬などの治療により「あんなに悩んでいたのが嘘みたい」と笑顔になり、本当によかったと手を取り合って喜ぶ場面がございます。私自身も片頭痛持ちですので、患者さまの気持ちもよーく分かります。一緒に解決できるお手伝いをさせていただければ嬉しいです。
さて、写真は先日の当院での朝礼の一コマ。年に一回、特に素晴らしい働きぶりをみせてくれたスタッフに授与される、「院長特別賞」の贈呈式です。今年は外来の田尻主任が受賞しました。いつも忙しい外来の中で、長年笑顔と優しい言葉を忘れずに、患者さまに丁寧に対応する田尻主任の姿に、スタッフ一同いつもインスパイアされています。これからも体に気をつけて一緒に楽しく働いていきたいと思っています！
