熊本地震の影響について 4月18日版

副院長 渡邉です。

北部病院では本日も断水が続いております。しかしスタッフや患者さまから水の提供をいただき、なんとか給食やお茶の供給、トイレの水をまかなっております。

現在外来では採血検査ができません(医師会検査部が機能していないため)。耳朶血の検査はできます。

また、断水のため、胃と大腸の内視鏡検査ができません。

また、先日お知らせした通り、4階病室の破損のため、入院患者さまのお部屋に余裕がなく、新しい入院患者さまの受け入れができません。

レントゲンや胃透視、CT検査は可能です。

お薬や点滴などの薬剤は余裕がございます。

明日19日も外来は18日に引き続き、急患やお薬切れの患者様中心の診療になります。外来リハやお休みです。

デイケアは短時間リハの利用者さまのみ開始予定です。訪問リハも一部再開いたします。

北部眼科は通常診療を開始いたします。

患者様方には多大なご迷惑をおかけいたしますが、どうぞしばらくご理解の程よろしくお願いいたします。

本日の外来では、長引く車中泊や避難所生活による体調不良を訴える方が数名おられました。みなさま十分な水分補給、ストレッチなどの軽い運動をされるようにお気をつけくださいませ。

また、島根の方から日本赤十字より派遣された災害対策チームDMATの先生方の視察がありました。北部病院の現状を大変熱心に見ていただき、当院の災害対策本部の運営についてもお褒めの言葉をいただきました。DMAT側からも当院の現状や物資不足などを発信いただくことになりました。遠いところから本当にありがとうございました。

また、最後になりますが、ご自身も体調がお悪い中、受診の際に物資やお水を持って来てくださった患者様に心よりお礼を申し上げます。本当に助かっております。みなさまのお気持ちに涙が出る程嬉しく、スタッフ一同感激しております。

一日も早い復旧を目指し、頑張って参ります。よろしくお願いいたします。

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