足がつる=「こむら返り」のケア

おはようございます。北部病院です。しとしと雨の熊本です。

今日は「こむら返り」のお話です。

就寝中や運動中などに足がつりやすく、困っている方はおられませんか?こむら返りは年齢を重ねるにつれて起きる頻度が増えると言われています。突然のふくらはぎや足の痛み、とてもつらいですよね。

こむら返りとは足の筋肉のけいれんのことを指します。ふくらはぎ=腓(こむら)に起こりやすいのでこう呼ばれるようです。急激な筋痛と筋緊張で足が硬くなり、しばらくは立てない人もいます。

原因としては様々なものがあり、一過性(疲労、運動不足、脱水、冷え)、病気(糖尿病、腰、肝・腎疾患、動脈硬化、甲状腺)、妊娠などによるものがあげられますが、ハッキリしない場合もよくあります。頻回に繰り返す場合は大変つらいものです。

治療は原因に対するアプローチはもちろんのこと、普段からのストレッチ(ふくらはぎを伸ばす)、マッサージ、冷え対策、水分ミネラル補給も大切です。重症化、慢性化してしまった場合は時間をかけての治療が必要になります。

漢方薬も大変よく効きます。当院では「こむら返り」の漢方薬の相談も受け付けていますので、ひとりで悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。

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