迅速検査について

こんにちは、臨床検査技師の松崎です。
当院で行っている感染症迅速診断検査についてお知らせします。感染症迅速診断検査とは病院内で採取し、10~15分ほど待っていただいて、どんな感染症にかかっているかがわかる検査のことです。

当院ではインフルエンザウイルス検査のほか数種類の検査をすることができます。

発熱、咽頭痛、咳などの症状にはインフルエンザウイルス検査、溶連菌抗原検査、マイコプラズマ検査などができます。

インフルエンザウイルスの検査は発熱後6時間以上たったインフルエンザウイルスの量に反応するといわれています。朝、発熱された方はお昼過ぎに検査にいらしていただいた方がウイルスを検出しやすいと思われます。

ウイルス

 

下痢や嘔吐などの感染性胃腸炎では、ノロウイルス抗原検査、アデノウィルス、ロタウイルス抗原検査ができます。

ノロウイルス抗原検査

 

このように症状ごとに検査を行い、感染症の原因のウイルスや細菌を検出して、正確な診断に役立てるようにしています。

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