多焦点レンズ
- 多焦点レンズ ―ピントが合う距離が複数―
通常の白内障の手術(単焦点)と違い、手元から遠くまでおおむねピントが合うため、眼鏡に依存する頻度を減らすことができます。ただし、眼鏡をかけた方が楽に見える場合もあります。
・老視矯正の見え方のイメージ
- 単焦点レンズ ―ピントが合う距離が1つ―
ピントを合わせる調整力がないため、遠くにピントを合わせると近くが、近くに合わせると遠くが見えなくなります。ピントが合わない距離を見るためには眼鏡が必要です。(通常の白内障の手術はこちらのタイプになります)
・遠くに焦点を合わせた場合
・単焦点と多焦点、乱視
- 注意していただきたいこと
若い頃と同じように見える手術ではございません。手元・遠くともに良好な視力が得られるので、日常生活において眼鏡を装用する必要はほとんどありませんが、50cm~1m程度の距離を見にくいと感じるときは、眼鏡を装用したほうが楽になる場合もあります。
見え方に慣れるための順応期間があり、手術直後から最良の視力が得られるとは限りません。両眼に挿入後、最良の視力が得られるまでに半年~1年程度かかる場合もあります。 暗い所で強い光を眩しく感じたり、点光源の周りに輪が掛かって見えることがありますが、日常生活に支障を来たすものではありません。術後の時間経過と共に慣れてくると言われています。
- 多焦点レンズ / 多焦点+乱視矯正眼内レンズの診療費の金額および支払い
- 2焦点眼内レンズ代金
片眼:190,000円(税込) 両眼:380,000円(税込) - 2焦点+乱視矯正眼内レンズ代金
片眼:240,000円(税込) 両眼:480,000円(税込) - 3焦点眼内レンズ代金
片眼:290,000円(税込) 両眼:580,000円(税込) - 3焦点+乱視矯正眼内レンズ代金
片眼:340,000円(税込) 両眼:680,000円(税込) - 手術費用、手術前検査料は保険診療になり、別途お支払い頂きます。
- 支払い時期及び支払い方法: 手術翌日にお会計の際、現金またはカードにてお支払い頂きます。
(その他)
- 手術中の状況によっては、多焦点眼内レンズが挿入できない場合があります。
その際は、単焦点眼内レンズ挿入手術となり、保険診療となります。