北部病院では、仕事の質を高め、患者様によりよりサービスを提供できるよう毎月1回院内研修会を実施しています。
開始時間は仕事が終わった後の午後6時からなので、皆疲れも感じているはずですが出席率はなんと毎回80%前後を維持しています。
当日欠席したスタッフは、後日資料を読みレポートを提出することを義務付ています。
講師はスタッフが努めることも多く、感染防止や医療安全管理(リスクマネジメント)など各種委員会の活動報告や、院内ラウンドの結果発表、また院外での研修報告など、それぞれに工夫を凝らして発表しています。
2月25日の研修会テーマは、「感染対策」と「褥そう対策」でどちらも委員会のメンバーが発表しました。
汚染物処理備品・品と処理マニュアルは各部署に備えてありますが、感染発生時に慌ててマニュアルを守れず、感染拡大を招いていしまう事態にならないようにと、マニュアルを読み上げながら、実際に手袋、ガウン、手袋、ゴーグル等を手順どおりに装着していきました。
装着が完了し、汚染物の処理が終了した後も注意が必要です。
装着した防具も汚染されている可能性があるため、外す順番が決められています。
マニュアルに添って注意深く外していく実演は興味深いものでした。
また、”褥そうゼロ”が病棟の目標です。
褥そうの原因である「圧迫」「摩擦・ずれ・湿潤」「栄養の低下」を防止しゼロ目標を維持できるように学び、注意深いケアを続けていきます。