こんにちは、北部病院です。
各地で大雨が降り、あちこちの地域で被害がでており心配ですね。心からのお見舞いと、これ以上被害が少しでも小さく済むよう祈るばかりです。どこにでも起こりうる災害ですので、普段からの備えをもう一度確認しておきたいですね。お住まいの地域のハザードマップの確認もお忘れなくお願いします。
さて、今日の話題は「夏場の冷え」についてです。
「夏なのにお腹が冷えるわ・・・。」と感じておられる方もいらっしゃるのでは?お腹が冷えることで腹痛や腹部不快、軟便、食欲低下、倦怠感などいろいろな症状が出現します。一見冷えの症状は冬の方が多いようにも思えますが、夏こそ体が冷える原因がたくさんそろっているのです。ジュースや氷の入った飲み物、アイスクリーム、そうめんや冷麺などの冷たい飲食物、冷房の効いた部屋、扇風機、薄着などなど・・・みなさんも思い当たることがたくさんありそうですね。
かくいう私もここ数日間を振り返っただけで、冷製スープやメロン、アイスクリーム、そうめんなど、自分で思っていたよりたくさん摂っていました(笑)。元々冷え性なのにこりゃさらに冷えるはずですよね~。お腹の不調で受診されている患者さまも最近増えています。意識して冷え対策をしていきましょう。
まずは中からあたためる!味噌汁やあたたかいスープ、温野菜などを取り入れましょう。冷たい飲食物を控え、水筒のお茶もあたたかいものに変えましょう。スパイスやハーブを取り入れたメニューもいいですね。どうしても冷たい食べ物を取ってしまったときは暖かいスープなどをプラスすることを忘れずに。温冷のバランスを取りましょう。
普段の生活ではクーラー冷えに対応できるように薄手のカーディガンや羽織り、ひざ掛けなどを携帯しましょう。薄手の腹巻やレッグウォーマーを日中だけでなく夜寝る時も使用されるとより効果を感じられると思います。
患者さまで早速実践された方は「先生、こんなに違うんですね!」と短期間で違いを実感されて驚いている方もおられます。
体の中からも外からも、夏こそ冷えないケアを実践してみてくださいね!