こんにちは。北部病院です。
北部病院の外来では時期的にもインフルエンザの予防接種目的で受診される患者さまが多くなってきています。今年は流行が例年より早いので、接種も早めにいらっしゃる方が多いです。
予防注射というと「痛い!」というイメージですよね。小さくても立派な注射ですものね。得意という人のほうが少ないでしょうね。
大人でもそうなのですから、小さな子供さんにとっては大変嫌なことですよね。しかも子供は2回も接種しないといけないなんて・・・。お子さんにとっては病院に行く、というだけで泣いてしまう子もいるかもしれませんね。嫌で当たり前なのです。
お子さんが嫌がるから「注射なんてしないよ。」と嘘をついて連れてこられる方もいらっしゃるかもしれません。しかしできればそれは避けてほしいなと思います。「だまされた」と病院や医者嫌いになることもあるかもしれませんし、大人への不信感へつながってほしくないですよね。注射への苦手意識もさらに強くなることもあるかもしれませんね。
小さいお子さまにも、予防注射の目的を子供がわかる言葉で説明してから受診してほしいなと思います。
「つよいバイキンをやっつけるためにお薬をちっくんするんだよ。パワーアップしてインフルエンザにかかりにくくなるんだよ。ちくっとして痛いけどすぐに終わるよ。3つ数える間に終わるよ。」
などなど、親子で事前に話し合ってある程度納得してもらったほうが、たとえ注射は痛くてもお子様にとってトラウマや病院嫌いにならないような気がします。お医者さんごっこなどで注射をする練習をしていても段取りがわかっていいかもしれませんね。
そして注射が終わったら頑張ったお子様をしっかりほめてあげてほしいです!
間違っても「そんな悪いことするなら病院でお注射してもらうよ!」などと、叱るときのレパートリーには入れてほしくないな・・・。と医療人としては願っています(でも私も昔我が子にも言ったことがあるかも)(笑)。
↓今日予防接種を受けに来たスタッフのお子さん。お母さんに隠れてしまってだーいぶ接種までに時間がかかりました。あたたかく見守る当院スタッフ。
↓注射が終わった後に貼るシールもお子様仕様でご用意しています。
当院のインフルエンザ予防接種価格表はこちら。