おはようございます。北部病院です。
昨日は恒例の「秋の防火訓練」を行いました。
事前に防災委員会で何回も入念な打ち合わせを行い、
当日さながらのリハーサルも行った上で実施しました。
最近は消防署の立会いもありませんので、スタッフの監視役を
各階に配置し、防火設備の点検を依頼している業者さんとともに
訓練の動きを細かくチェックし、総括して次回の訓練に反映するようにしています。
今年は、3階の病室から日中に出火したとの想定下、火災報知機が鳴ると同時に、
消火器を持ったスタッフが大声を出しながら出火場所を確認して走り出し、
出火場所の初期消火を試みました。
初期消火と並行して他のスタッフが各階の防火扉を閉め、
患者さまの避難誘導も始めました。
初期消火失敗!との声に誘導作業の緊張感が高まります。
逃げ遅れた方ありませんかーと病室やトイレなども確認。
護送の方、担架で誘導する方等それぞれの状態に応じて
誘導の方法も異なり、エレベーターは使えなので階段での誘導は
神経を使います。
出火から12分後、入院患者様と職員全員の避難誘導が完了。
院長に避難状況を報告した後、監視役から総括をしてもらいました。
走り回った職員たちの顔も上気し、額に汗をかいてる者もいて
訓練の真剣さが伝わりました。
反省点もいくつかありますが、日ごろの訓練の経験を行かして
いざというときに備えます。
その後は恒例の消化器の扱い方のシュミレーションも実施しました。
消火ホースの稼動確認。
水の勢いがすごいです。
ビデオ講義を受けるスタッフ達。
いざという時にすぐに対応できるように日頃からの訓練が大切だと実感いたしました。