ポリバレントナースをめざして

事務長です。

8月の「熊本地域医療センターだより」は『新型コロナウィルス感染症特集』でした。外来・検査室師長の手記「ピンチを救ったポリバレントナースの活躍と今後の展望」についての記載がありましたのでご紹介いたします。

ご存じのように地域医療センターは、4月中旬に休日夜勤急患センターを受診された患者さん(陽性)から検査室ナースへの感染が確認され、病院としては最も恐れる”診療制限”となり、検査室看護師全員が自宅待機となり開院以来の大ピンチを迎えたそうです。

その大ピンチを救ったのが、地域医療センターが取り組んでいた『ポリバレントナース』だったそうです。以下に転載します。

『検査室ナース全員の自宅待機により、外来と検査室は一気に平時から有事に変化しました。外来診療は休止しても入院患者さんの検査対応待ったなし、さてどうするか・・・。
このピンチを救ったのが外来と検査室の一元化の取り組み「ポリバレントナース」でした。
自然災害が多発する中でも事業を継続できる体制づくり(BCP事業継続計画)が病院にも必須になっています。そのため、地域センターでは1年間かけて外来ナースの多くが検査のポリバレント性を高めていたのです。
BCの備えにポリバレントナースは欠かせない存在となっているため、今後も育成に取り組んでいきます。』との決意で結ばれています。

”ポリバレントナース”とは簡単に言えば「オールラウンドプレイヤー」のことです。
「ひとつ屋根の下にいる患者さんをみんなで診る」。
どのような状況になってもその準備を常にしておくとが医療従事者の責務だと思います。
自分で自分の仕事に線引きするのではなく、どのような状況になっても、どの部署に配属されても対応できるように柔軟性を持ち、前向きに取り組んでほしいと思います。当院の看護部全体としてもこれからの課題だと感じました。

看護師