「汗」にまつわるお悩みありませんか?

こんにちは。北部病院です。

連日のオリンピック。選手たちの限界を超えるような熱い戦い、素晴らしいですね。テレビ観戦で感動と元気をもらっている副院長です。

一方、新型コロナに関しては急激な感染再拡大に伴い、先日熊本県がリスクレベルを5に上げました。国からのワクチン供給不足のため、予約枠も制限することになってしまい、患者さま方には大変ご迷惑をおかけしております。状況が長引くことに油断しないよう、しっかりと感染予防につとめていきましょう。

さて、本日は夏につきものの「汗」のお悩みについてです。

夏に汗をかくのは当たり前のことですが、「汗のにおいが気になる」、「汗があまりにもたくさん出て恥ずかしい」、「更年期なのか、動いてもいないのに上半身だけ汗がとめどなく流れて困る」などのお悩みは困りますよね・・・。

「汗のにおいが気になる」・・・実は出たばかりの汗は無臭なのです。気になる嫌なにおいは、汗自体よりも汗や皮膚の老廃物を元にして細菌が産生した物質のにおいなのです。しかし汗腺の働きが悪い方は、濃縮された悪い汗が出る場合もあるので、毎日水分をしっかり摂って、適度な汗をかき、汗腺機能を鍛えることも大切なのです。いわゆる「ワキガ臭」はアポクリン腺から出る汗+細菌の働きで起こるものになります。通常の汗はエクリン腺からでるのものがほとんどで、成分は塩分がほとんどです。汗が出たら、においに変わる前にシャワー、着替えをこころがけましょう。外出先でシャワーができない方は汗拭きシートなどでこまめにふき取るのもいいですね。

当院で最近人気なのは、セルニューシリーズから出ている「デオドラントクリーム 30g 2,200円税込」です。有効成分クロルヒドロキシAIが汗とにおいを抑え、皮脂吸収パウダーでべたつきもふせぎ、ビタミンEやビタミンC・E誘導体も入っており適度な保湿感もあるのでワキのザラザラや肌荒れにもいいです。刺激感もなく無香料なのも嬉しいですね。少量でよく伸びるのも助かります。気になる方は一度お試しください。サンプルもございます。

「汗が過剰に出る」・・・運動もしていないのに多量に汗が出て洋服に汗ジミができてしまう、などのお悩みについては、以下のような症状が明らかな原因がないまま6項目中2項目あり、それが6か月以上見られる場合「原発性腋窩多汗症」が疑われます。

①最初に症状が出たのが25歳以下である ②左右両方同じように発汗がみられる ③睡眠中は発汗が止まっている ④1週間に1回以上多汗症状がでる ⑤家族に同じような症状の方がいる ⑥ワキ汗により日常生活に支障を来している

「原発性腋窩多汗症」の場合、日常生活に頻繁に支障がある方には「エクロックゲル」という外用薬が最近出ました(保険適応)。有効成分が皮膚から浸透し、エクリン腺が発汗の指令を受け取る部分をブロックすることで過剰な発汗を抑えます。以前は手術や注射を行っていたのが、この外用薬によりかなり治療が身近になりました。気になる方は一度ご相談ください。

「更年期による上半身の異常発汗」・・・閉経前後、女性の体の中ではホルモンのバランスが崩れ、そのような症状やカーッとしたりなどののぼせ症状などが起こる方がいます。婦人科疾患などがなく、そのような症状にお困りの方に当院では漢方薬(保険適応)やプラセンタ注射・サプリメント、大豆イソフラボンサプリメントなど(保険適応外)をお勧めしております。更年期症状は人によってさまざまです。私自身も40台後半に差し掛かり、緊張したときなどの首回りの発汗が多くなりました。もし更年期で我慢できないような過剰な発汗がございましたら、お気軽にご相談ください。