COPDという病気をご存じですか?

こんにちは。北部病院です。

明日は「即位礼正殿の儀」で祝日になりますので、北部病院はお休みになります。どうぞお間違えのないようにお気を付けくださいませ。(実際今日の診察の時、ご存じない患者さまが結構いらっしゃいました。)

 

さて、本日はCOPDという病気のお話です。

別名「慢性閉塞性肺疾患」といい、何やら難しい印象ですが、簡単に言えば、タバコの煙などの有害な物質を長い間吸い続けることで起こる肺の病気です。

COPDの患者さんの肺では、空気の通り道である気道が炎症を起こしたり、酸素を取り込む肺胞の壁が壊れたりします。その結果、動いた時に息切れをしたり、慢性的に咳や痰が続きます。国内の調査では、40歳以上の約530万人、70歳以上の約210万人がCOPDに罹患していると報告されており、珍しい病気ではありません。※ Fukuchi Y, et al. COPD in Japan.
Respirology 2004; 9: 458-465. 2020年の死亡原因では世界第3位です。

こちらのポスターの写真のように落語家の桂歌丸師匠もその病気と向き合っておられました。息苦しさを押して酸素吸入チューブを装着され、高座に上がっておられた様子は今でも記憶にあたらしいかと思います。晩年その苦しみを「息を吸っているのに入ってこない」と語られていたそうです。

長年の喫煙習慣によって発症することが多いこの病気(原因の90%がたばこの煙によります。)。チェックリストに当てはまる方はおられる場合ご相談ください。まずは喫煙や周りの喫煙環境から見直されてみてはいかがでしょうか。

COPDについて、詳しくはこちら。