こんにちちは。北部眼科です。
『緑内障の早期発見・継続治療、40歳を過ぎたら眼の定期検診を!』というメッセージを込め、熊本城が緑色にライトアップされるのをご存じでしょうか?2008年から世界一斉に行われている緑内障啓発のための国際的イベントで、日本でも緑内障学会の主導のもと『ライトアップinグリーン運動』が展開され、日本各地のランドマークとなる建造物や医療機関が緑色にライトアップされます。今年は3月18日(土)に熊本城が緑色にライトアップされました。
最新の視覚障害者統計全国調査によると、日本の視覚障害の原因疾患の第1位は「緑内障」とのこと。初期・中期には自覚症状が少ないため罹患している事に気づかない場合が多く、世界の国の中でも日本の潜在患者数は最多グループにあると報告されているそうです。進行程度には個人差がありますが、40歳以上の20人に1人は緑内障に罹患しているそうですので、決して稀な疾患ではありません。
緑にライトアップされた熊本城をご覧になった際には、ぜひ緑内障の早期発見・継続治療を思い出して頂けたら幸いです。