こんにちは!北部病院受付です。
今年は、コロナとともにインフルエンザも流行していますが、周りではアデノウイルスもちらほら症状が出ているようです。そこで今回アデノウイルスについて少しお話したいと思います。
- アデノウイルスとは、呼吸器、目、腸、泌尿器などに感染症を起こす原因ウイルスです。1953年に発見されました。多くの型があるため、免疫がつきにくく、何回もかかることがあります。
- アデノウイルスの潜伏期間は5∼7日で、症状が出る2日前から他の人へうつります。1 日の間に 40℃と 37℃の間を上がったり下がったりする弛張熱が 4 ∼ 5 日続き、扁桃腺が腫れ、のどの痛みが出現します。 頭痛、腹痛、下痢、耳の前や首 のリンパ腺が腫れることがあります。
- 大人にみられるアデノウイルス感染症の主な症状
アデノウイルス感染症の代表的な症状は、発熱や喉の痛み、腫れ、目やに、目の充血などです。 たくさんの型(種類)があり、感染した型によって異なりますが、呼吸器・胃腸などに出る風邪症状もあれば、さらに重傷化するような例もあります。
熱が下がってからも、感染する可能性があるので、一緒に生活している家族や、職場の方などにも感染しないよう、日常生活でも配慮する必要があります。とくに結膜炎の症状は注意が必要で、目やになどの症状がひどい場合は眼科を受診するようにしてください。子どもの場合は登園・登校に制限がかかるケースもあります。
★アデノウイルスの予防方法
①タオルや食器を共有しない
②こまめに手洗いをする
これからの時期、体調を崩しやすいので、皆様も体調管理に気を付けてお過ごしくださいませ。