餅による窒息が正月三が日に集中しています。
2年間で餅の窒息事故による死者は661人です。
餅の特性を頭に入れておく方がよさそうです。
「餅は、温度が下がるにしたがって硬さが増す性質があるので、お椀の中では柔らかそうに見える餅も、口の中に入れて喉を通るときには温度が下がり硬くなっています。さらに、餅は温度が下がるほどくっつきやすさも増すので、口の中の温度では、餅同士がくっつきやすくなり、また粘膜にも貼り付きやすくなるという性質があります」
★餅を食べるときの注意点
- 餅は、小さく切り、食べやすい大きさにしてください
- お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べましょう(ただし、よく噛まないうちにお茶などで流し込むのは危険です)
- 一口の量は無理なく食べられる量にしましょう
- ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう
- 高齢者が餅を食べる際は、周りの方も食事の様子に注意を払い、見守りましょう
(消費者庁「年末年始、餅による窒息事故に御注意ください」から引用)
年末年始風邪にもコロナにもそして餅にも注意してよいお年をお迎えください!