今月に入り、当院外来にも『マダニ』に噛まれて来院される方が数名いらっしゃいました。
春本番を迎え、ゴールデンウィークも間近なので、密を避けて野外活動の計画を立てられているかもしれません。山林や、草むらなどに生息するダニに刺されることにより、ダニ媒介感染症にかかることがあるので、ダニに刺されないように以下の対策を行いましょう。
- 山や森林などダニが多く生息する場所に入る場合には、肌の露出を少なくする。
- 野外活動後は、ダニに噛まれていないか確認する。
特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、頭部(髪の毛の中)がポイントです。 - 吸血中のダニに気が付いた場合、ダニに噛まれた後に発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診する。
※自分で無理に引き抜くと、ダニの一部が皮膚に残って化膿したり、ダニの体液が逆流することがあります。 - 野生動物や飼育している動物に注意する。
飼育している動物との過剰なふれあい(口移しでえさを与えたり、動物をふとんに入れて寝ること等)は控えましょう。
(県ホームページより引用)