こんにちは。薬局スタッフです。
今回は高血圧について、お話したいと思います。
高血圧といえば、「上の血圧が・・、下の血圧が・・」という会話や、降圧剤、血圧計、血圧手帳などを連想されると思います。
私自身も年々血圧が高くなり、6年前からは降圧剤のお世話になっています。降圧剤を飲み始める前までは、「何とか薬を使わずに下げたい」と思い、「生活習慣を改善すれば、自力で下がるのでは」と考え、運動や減量、減塩、睡眠不足の解消、節酒などに取り組んだものの、「これ以上、上がりもしないけど、下がりもしない(特に下の血圧が)」状態が続きました。その後、上も下も高い日が続くようになり、「これは自力じゃ無理だ」とようやく観念し降圧剤を飲み始めました。
始めてみると効果をすぐに実感!!
飲み始める前160/100だったのが、飲んだ2日後には140/90、1週間後には120/80まで下がりました。その後、季節によって多少波があるものの(夏が低めで冬が高め)、薬の種類や量を調節することで、上の血圧が130を超えることは少なくなりました。
また、降圧剤によって良好な血圧コントロールが続くと、薬を忘れずに飲み続ける意欲もわいてきました(止めてしまうと、また上がりそうで・・・)
血圧コントロールといえば、血圧計や血圧手帳も身近なアイテム。。。
最近は色々なタイプの血圧計があり、肘の少し上に巻き付ける上腕式のほか、小型の手首式、そして上腕式と手首式を掛け合わせたようなハイブリッド式などがあります。機能も様々で、測定値をスマートフォンに転送してアプリに保存したり、測定時の巻き付けの緩みや体動(どちらも値が不正確になる可能性がある)、不自然な脈拍を知らせる機種などもあります。使いやすさ、表示の見やすさ、持ち運び・保管のしやすさ、デザインなどから自分自身にあった血圧計を見つけるのも、血圧測定を長く継続できる秘訣の一つと思います。
私自身、毎日血圧を測るようになって6年になりますが、ほぼ忘れずに続けられるのも家電販売店であれこれ迷った末に見つけた1台のお陰かもしれません。
それにしても、血圧が高いと、どのようなことが問題になるのでしょう?
また、どうして血圧の測定を毎日続けた方が良いのでしょう?
それは、高血圧によって脳血管障害や心臓病、腎臓病などにかかるリスクが増大するためです。症状がなくても、血圧が高い状態が続くことで動脈硬化が進行し、心臓や血管などの病気を引き起こしてしまいます。このような疾患の予防や悪化を防ぐためにも、良好な血圧を保つことが大切になってきます。また、血圧は生活習慣のほかストレスや気候などの影響も受けるため、毎日継続して測定することで、「薬を毎日飲んでいるのに少しずつ上がっている、やっぱり寒くなってきたからかなあ」、「薬を変えたら(量を増やしたら)、前よりも下がってきた」、「この頃、高い日があるなあ。そういえば最近塩辛いものを食べ過ぎたなあ、お酒を飲み過ぎたなあ」など、ちょっとした変化にも気づきやすくなる利点もあります。
測るたびに値を気にし過ぎるのは良くありませんが、「毎日根気よく服薬や血圧測定を行うことが、将来の健康にきっと役立つ」と前向きに考えながら、続けて行きましょう。
最後に血圧測定と降圧剤のポイントをいくつか。
【血圧測定のポイント】
- 基本的に、朝と夜にそれぞれ2回ずつ測りましょう
- 測定前は力を抜いてリラックス(緊張やイライラ、不安などでも血圧は変動します)
- トイレを済ませてから、朝は起きて1時間以内に。朝食や薬は測った後に
- 測る腕と心臓を同じ高さに(腕の高さが変わると値も影響を受けます)
- 測った時間や心拍数、薬を飲んだ時間も一緒に記録しましょう
【降圧剤のポイント】
- 服薬とともに減塩・節酒・禁煙・体重コントロール・運動・良眠・ストレス解消も大切
(私自身も塩分を摂り過ぎた後や飲酒の数日後は、体重が増えていなくても血圧が上がりやすいです) - 飲みやすいように1日1回で済むものや水が無くても飲めるもの
何種類かの薬が一つにまとまり1粒だけで済むものなどもあります - 服薬によって下がっても、自己判断で急に止めない(逆に上がってしまう危険性)
- 飲んでいて立ちくらみやむくみなどが気になる時は先生に相談しましょう
- 薬の種類によっては、他の薬や食べ物・飲み物との組み合わせに注意が必要です
- 医薬品の中には血圧が高くなるもの(一部の痛み止めや漢方薬など)もあるため、 受診の際やお薬をもらう際には、お薬手帳を持参しましょう







