皆さん『認知戦』と聞いて何を思い浮かべますか?

卒業論文や原稿、書籍やアート、映画まで誰でもAIを活用し、数秒で作れるようになり、マスメディアやSNSで発信されている内容が現実の出来事か仮想空間での出来事か区別するのが難しい時代になってきました。

 

そして、私たちの意見はそれらの視覚的情報に左右されやすく、利用されやすくなっています。

 

芸能界の人気だけでなく、選挙や戦争、受賞者や日々の購買等、ありとあらゆる事が影響されており、現代の戦争は、『認知戦』だと言われるほどです。

 

さて、リハビリではよく使う『認知』と言う言葉なのですが、私たちの日常に例えるなら、『認知戦』にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

実は、ラグビー選手が肩にあんなに大きなプロテクターをしながら、向かってくる相手に対して、正確に避けて前進できるのは、練習を積み、ボディーイメージを明確に認知してるからです。

 

一方、私が、時々、冷蔵庫を閉めようとして、顔を挟みこんでしまったり、ベッドの角で足の小指をぶつけてしまったりするのは、現実を明確に認知できずに小さな争いの結果です。

この可愛い写真は、椅子に引っ掛かる猫さんです。

 

皆さんも、マスメディアやSNSの発信内容が現実か仮想空間の出来事か意識しながら、日常の怪我には気を付けてくださいね。

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