年をとったり障害を負うと食事がたべにくくなります。
食事がしやすい、呑み込みやすい姿勢はどんな姿勢でしょうか。それは足を床にしっかりとつけ背すじはピンと伸ばした前傾姿勢、さらに顎は手前に引きます。また机は 両肘がゆっくりと乗せれるような高さに合わせます。食事が良く見渡せて、呑み込みやすい姿勢です。
今回実際に食事の際 不良姿勢をとっている患者様に対して姿勢調整を行い良姿勢をとることができました。
(注意点)
①椅子でも車いすでも座面を固めにして平らにする。
②足は床につけ腰は後方へ深く座り、前傾姿勢をとる。
③体幹を安定させ良肢位を保持するためには、体幹の両側や背部にクッションを入る。
顔が違うように障害やお困りなことも人一人ずつ異なります。今後もその方が最も楽に食べやすく呑み込みしやすい姿勢を見つけ食事環境を皆で考えていきたいと思います。北部病院摂食嚥下サポートチーム