ボツリヌス菌食中毒予防について

7月に熊本県でボツリヌス毒素による食中毒が発生しました。

ボツリヌス菌は土壌、水などに広く存在し、熱にとても強く真空パックのような酸素の極めて少ない密封状態で増殖し、毒素をつくります。

症状は、神経麻痺症状がみられ、めまい、頭痛、二重に見える、言語障害、四肢麻痺などが現れ、放置すると呼吸困難を起こし短時間で命にかかわってきます。

 

ボツリヌス菌食中毒予防のポイント

  1. 真空パック食品は表示に従い、期限内に消費する
    (要冷蔵 10℃以下保存等)
  2. 真空パックや缶詰が膨張していたり異臭があるものは絶対に食べない
  3. ボツリヌス毒素は80℃30分間(100℃なら数分間)の加熱で失活するので、食べる直前に十分加熱する
  4. 1歳未満の乳児にはハチミツを避ける(乳児ボツリヌス症予防のため)

 

ボツリヌス菌食中毒にならない様、日頃の食品の取り扱いを見直してみましょう‼

食中毒

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